ホテルから刑務所博物館までは遠くなかったけどキリング・フィールドは遠かった。結果的に片道2時間
何がつらいって、この写真よーく見てもらうとわかるように砂ぼこりというか塵がすごいの。トゥクトゥクとか自転車に乗ってる間はマスクとサングラスをしていましたがそれでも結膜炎になりました。
1時間走ってもまだ着かない。 たまらずフォングに「腹減った!」と伝えるとフォングも同様のようで、探してみるがどうも何もないところの中間地点のようで、なかなか飯処が見つからない。何人も現地人の人に聞いてやっと飯処が見つかりました。
やっと一息。何を話したかは覚えていませんが、氷の入ったキンキンに冷えたコーラを飲んで「うめえええええええ!!!!!!!!!!!!」と叫んだのは覚えています。
あと添え物のサラダ、確実に前の人の食べ残しとか混ぜてる、激烈に鮮度最悪でした。
絶望するほどの汚さ。
ともかくご飯を食べて回復したところで自転車旅の再開です。
進む、進む。
どんどん進む。
地平線が見えるようになってきました。
広大な大地を自転車で駆け巡るのは快感でした。
こういうとこにも地雷とか埋まってんのかな?
自転車旅再開から1時間、ついにキリングフィールド到着。
キリング・フィールドはその名の通り、「殺し場」。
さっきの刑務所では尋問も多かったのに比べ、ここではとりあえず殺して殺して殺しまくった場所のようです。
いろいろな言語でのヘッドフォンガイドが無料で借りられます。
ファンタも買って精神的拷問の準備は万端です。
ここからまた大量のガイコツ画像とか出てくるので時折、目の保養になる画像をちりばめておきます。カンボジア人の子のたちの修学旅行生ですかね?
まずはこの一番目立つ塔に近づいてみると。
やっぱりすごかった。塔の中身全部頭蓋骨です。
ガイコツにはシールが貼られていて男性か女性かの区別がつけられるようになっていました。ありがとうございます。
また、鉄製の道具、Hoc(自分で調べて)で殺された、斧で殺された、ナイフで殺された、首切りの箇所、などもシールでわかるようになっています。
ちなみに無料チラシ
ここらには殺された人が埋められてたそうな。訪れた人たちがお金を投げ込んでいます。
この木はマジックツリー。処刑中に大きい叫び声をあげる奴はこれで吊るして呻き声を抑えていたようです。マジックツリーとかワクワクな名前のわりにはシンプルに恐ろしいだけですね。
犠牲者の遺留品。
また、骨なども無造作に置かれているので触ることもできます。
敷地内にいた真っ黄色のアリ。こんなアリは初めて見た。
ちなみにですが歩いてると普通にあるんですよね、まだ回収されてない犠牲者の遺留物や骨が。すべて回収せずあえてそのままにしているのかもしれませんが、当時のハチャメチャさが垣間見えます。
グロ画像はここまでです。目の保養としてまた女子中学生?の写真。
どうも僕はカンボジア系はタイプじゃないみたいです。皆さんはどうですかね。
以上、キリング・フィールドでした。
ここはあまり尋問とかそういう系統の展示資料が刑務所博物館と比べて少なかったので精神的には思ったほどキませんでした。
ですが、骨が苦手な人は注意かもですね。