さて、カンボジアからタイへ行くにあたって、カンボジア入国時点では「カンボジアを出るときはまたバスで行くかぁ~」と考えていました。ところがお察しの通り、最終日2日前から夢うつつ状態。とてもじゃないですがバスを探してバンコクまでの長距離移動に耐えられる胆力はありません。
なので、最終日前日にホテルの前でゴロゴロしていたトゥクトゥクのおじちゃんに「明日、朝から空港に行きたいから朝5時くらいにここで待っててよ」と頼んでおく・・・。本当に来てくれるかな?
相変わらずだるさが抜けない・・・。けれどもここで超気を付けておきたいのがラリってる間にバッグに余計なものを潜ませていないか、または潜まされていないか、ショルダーバッグをひっくり返して持ち物をひとつひとつ丹念にチェックし、バッグの中も穴が開くレベルで全てを見直しました。タイは入国時にお薬なんか持ってるのバレたら一発人生終わりの国です。ラリチェックに気合が入ります。時々ニュースで「知らない人から預かった荷物が入国審査で引っかかって実はそれがお薬でした」なんて流れてますが、本当に脳みそ使ってんのかなって感じさせられますね。
さて出発当日、ちょっと肌寒い中、約束通り待っていてくれたトゥクトゥクのおっちゃんの荷台に乗り込み颯爽と出発。ふわぁ~っとした感覚のまま気付いたら空港のイスに座っていました。
この空港の中で、次のバンコクへ着いた際の行動を決めました。まず、バンコクの滞在先は日本を出る前からカウチサーフィング (ホームステイを探すウェブサイト) で知り合って連絡を取り合っていた同い年の女の子。写真で見る限りとても可愛い。ベトナムにいたあたりで「週末から3日間、うちの部屋で泊まって大丈夫!」と確約をもらっていたので金曜日のこの日にタイ行きの飛行機を取ったのでした。
次回、実際にタイについてからのお話。