[カンボジア旅行2] プノンペン散策

どこに海外旅行に行っても一番楽しいのは着いてからの初散策。

プノンペンはなかなか、日本とは違う情緒がある街で歩くだけでも楽しいところでした。

 

ごみ箱?

 

ところで街を歩いてるといたるところにオレンジ色の服を着たお坊さんが。

今調べてみたらカンボジアは仏教徒が多くてお坊さんがかなり多いのですなぁ。

托鉢の為に街中を回ってらっしゃるようです。

 

仏像屋さん。写真を見て気付いたけどお買い物中のお坊さんがこっち見てました。

 

ってお坊さんこっち振り返ってたんですね。

 

めっちゃ見られてたんですね。

 

ベトナムと比べると交通量も少なく、クラクション鳴らしまくる奴もあまりいないので荒廃した雰囲気と合わせて物静かで少し不気味です。Makはそういうのが大好物です。

 

しばらく歩いていると途中でオープンレストランを見つけました。

外にテーブルがたくさんあってガスコンロがそれぞれ置いてあった。

ちょうどお腹も空いたし・・・と、思ったけどお客さんが誰もいなくてお店がやってるのかもわからない。

とりあえずズカズカと門を越えてみると青年の人がやってきた。

 

Mak「あの、こんにちは。お店やってますか?」

青年「どうぞ、こちらへ。」

 

と案内される。時間もまだ15時くらいだったので単純にお客さんがまだ来てなかっただけの模様。

 

席に座ると「ここの緑のカゴから好きなジュース飲んでください」と言われたのでまずは歩き疲れた体を初めてのプノンペンのジュースで癒す。

 

 

って写真よく見たらこれただのスプライトですね。カンボジア独自のものでもなんでもなかった。

そして、青年が持ってきてくれたメニューを見て愕然としました。

 

値段すらわからねえ?

 

Mak「う~ん・・・、英語のメニューあります?」

青年「英語のメニューはないですね・・・。」

Mak「そしたら・・・、英語でメニューの説明とかお願いできますか?」

青年「店長呼んできますね。」

 

と青年が鼻毛丸出しの店長を呼んで戻ってきてくれました。

 

店長「いらっしゃぁいお客様。当店は初めてですか?」

Mak「っていうか、さっきカンボジアに着いたばかりですな。」

店長「ほう、それはそれは!まずは何をお召し上がりになりたいのですか?」

Mak「魚とかある?」

店長「ございますとも!」

Mak「じゃあ魚なら何でもいいからお願いね。他に海の物とかある?エビとかある?」

店長「ございますとも!イカもいかがですか?」

Mak「いいねぇ。スシの国から来たんだ。海の物なら何でも最高だよ。あと適当にお米もちょうだい。」

店長「お客様、あとはお肉などもいかがですか?」

Mak「う~ん・・・どんなお肉があるの?」

店長「少々お待ちください、写真付きのメニュー持ってきますね」

 

最初から持ってこいや 😀

 

写真付きのメニューのおかげでもっとわかりやすく注文できました。

ひとつひとつが6000カンボジアリエルほど。(たった今の為替で160円ほど)

当時だとだいたい100円くらい。

 

注文し終わって待つこと10分ほど、店長や女の子の店員さんが料理を持ってきてくれました。

皿を置くと店長は女の店員さんに何かを伝えると屋内に戻っていきました。

女の店員さんはそのまま、ガスコンロに火をつけて皿の中身をプレートに置いてくれました。

 

 

そして、屋内へ・・・戻らない。ジュージューと音を立てて焼かれる海鮮を見つめてる。

Makもよくわからずそのまま焼きあがるまでずっと待つこと5分ほど。

ほどよく焼けたイカをお皿においてくれる女の店員さん。

それを食べるMak。女の店員さんが眉をくいっくいっさせて「おいしい?」と聞くようなジェスチャー。

イカを頬張りながら親指を立ててグッドポーズをするとニコっと笑って次の具材をプレートに置き始める女の店員さん。

ってあんた食事中ずっと目の前で焼き続ける気かよ!

 

女の店員さんもクメール系でわりと可愛く、そばにいてくれて悪い気はしないので特に突っ込みはしませんでしたが、いかんせん食べ物の焼きあがるペースが早い。

っていうか注文しすぎた、絶対これ一人分の量じゃない。

でもこの可愛い女の子の目の前、「ちょっと待って・・・」とか「もう食べられない」とかかっこ悪いことは言えないので頑張って皿に置かれたものをどんどん口に押し込んでいました。

エビとかも殻ごとそのままバリバリ食べてます。悠長に剥いてる時間の余裕もないくらい次々に焼き上がってしまうし急がないと皿からあふれてしまうのです。

 

途中で店長さんが「美味しいですか?」と様子を伺いにきました。

口に押し込むことがまるで仕事かのように急いで押し込みまくりながら親指を立てるMakを見て満面の笑みで屋内へ引っ込んでいきましたが単純に焦って食ってただけだよちくしょう。

 

さらに、恐ろしかったのがこれ。画像の右下の謎の貝なのですがなんと全部焼いても自然に開きません。

全部もれなく死んでるじゃねえか。

ねーちゃんも怪訝そうな顔してトングで貝をコロコロするが一向に開く気配なし。

と思ったらトングで無理やりこじ開け始めた!そしてそれをMakのエサ皿に笑顔で置き始めた!

ここで逃げたら男がすたると思い頑張って口にぶち込む。ヘドロのような味したけど全部食ってやりました。

 

結局、ねーちゃんはすべてが焼き終わるまで、つまりMakが全て食べ終わるまで目の前にずっと付いててくれました。

プレッシャーとんでもなかったです。

 

ところで、最初から最後までそばで焼き続けてくれたけどねえちゃんにチップって払ったほうがいいのかな?

ってか、食べ終わったのにMakのテーブルから離れる気配がありません。

とりあえず1ドルをポケットから出してお姉ちゃんにハイって渡したら「え?」みたいな反応。

「チップ」と言ったら「本当に!?やったぁ!」とすごい笑顔になってました。

どうやら本来チップは必要なかったようです。

 

たっぷたっぷの腹を抱えて屋内に行って店長にお会計をお願いすると手渡してくれたレシート・・・

7.5ドル。(800円くらい)

ゲロ吐きそうなくらい食べまくったのにお値段安すぎてびっくりました。

超満足気で「また来る!」とは伝えたものの、もともと適当に歩いていたところで偶然立ち寄ったレストラン。

後日、何度も探しましたが結局みつかりませんでした。残念だった。

 

 

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