チュニジアとフランス間を船で移動

海外へ行く時は基本的に飛行機が多いと思います。
移動も早いしLCCを使えばそこまで高くない。そして客室乗務員からの良いサービスを受けられる。

だけどたまには船旅で海外旅行をしてみるのも悪くないかも?
今回は私がチュニジアのチュニスからフランスのマルセイユまでフェリーで移動した時のことをまとめます。

 

 

フェリーチケットは aFerry.com にて購入しました。
ここでは色々な国の間でのフェリーチケットを探せるのでとても便利なんです。しかし正直言ってほとんどの場合、船で行くメリットはほとんどありません。
飛行機のほうが速いし安い事がほとんどです。
船の場合だと海沿いまで行かなければいけないので内陸国はそもそも選択肢に無いし、
出発地と到着地共々必ず海沿いになります。
目的地が内陸であればあるほど到着後の移動費も高くなります。しかし時間に余裕がある場合は船での移動も悪くありません。
いつでも足を伸ばせることはもちろん、飛行機には無い個室でゆっくり出来るし船内にはレストランもあり、時々甲板に出て360度の海を見渡せるのです。
船も意外に豪華で綺麗なのでゴージャスな気分に浸れる事間違い無しです。
 

肝心の費用ですが・・・。

日にちや時間の違いではあまり値段に影響ありません。
試しに今から2日後に出発予定とすると先述のaFerryのサイトでチュニス-マルセイユの往復チケットで159ユーロ(21000円)が最安値でした。
ただし!これは個室無しでの値段です。
どういうことかというと個室は追加オプションであって標準でチケットだけ買えば含まれているというわけではないのです。
個室無しの場合はデフォルトで含まれている1つのイスのみ使えます。
ということで船内のイスがたくさん並んでいる共有スペースで床に雑魚寝に・・・。
私は基本的に気にしない性格なので床に平気で雑魚寝していましたが何しろ硬い床であまり熟睡も出来ず腰を痛めるという始末。
次の船旅では個室オプションは絶対です。
往復で日付や時間固定でオプションだけ変えて値段の比較をしてみました。

 

チュニス-マルセイユ往復

個室無し-21000円
4人までのスイートルーム-60000円
船内側シャワー・トイレ付き4人までの個室-36000円
船外側シャワー・トイレ付き4人までの個室-40000円

 

個室無しでイスで頑張るなら船内側個室有りで行くより15000円ほどの節約になりますが贅沢を求めての船旅ではこのような我慢は無駄かも・・・。
外が見渡せる船外側は4000円ほど高くなって40000円。せっかくなら海を見ながらの旅にしたいので是非とも船外側に!

そして個室以外に共有室で寝泊りする事もあります。こちらも4人までの共有部屋。
3人知らない人がいる中で寝られるならこちらも有りかも。

4人までの船内側共有部屋-26000円
4人までの船外側共有部屋-25800円

なんと驚いた事に共有部屋ではあまり船の内側、外側部屋に値段の違いが無い。
結局共有部屋では窓が付いてて海が見渡せても知らない人たちと寝泊りなので落ち着かないということか。

ちなみに例えば二人で行くなら船外側シャワー・トイレ付き4人までの個室を取ったとしても60000円でした。(1人の場合40000円)
単純に人数×値段にはならないらしい。カップルや家族で行く場合は船で行けばもっとゴージャスで安くなるかも知れませんね。

移動時間ですがチュニスの港を出発してからマルセイユの港に着くまで30時間かかりました。
チケットに書いてあった予定では24時間だったのにあまり当てにならない・・・。

飛行機ならば同じ日付で33000円ほどでした。でも記事を書いた日から2日後出発予定のチケットなのでちょっと高め。
1ヶ月先のチケットなら26000円程度が相場です。
贅沢な気分を味わいにたまには船で旅行してみてはいかがでしょうか。
以後、フェリーに乗った時の写真。

 

チュニスのLa Goulette港でフェリーに乗る。

 

港内。けっこう閑散としていた。

 

もちろん港にも空港のような出国審査あり。ただし液体などの持ち込みもOKでした。

 

出国審査を終えていざ船に!

 

船はとてもでかい。

 

甲板手前の船内窓から。

 

港を出る。

 

共有スペースで寝るとこんなことになるのだ。

 

 

 

 

 

船内のカフェテリア。

 

甲板から。

 

 

 

 

フランスの国土が見えてきたー!

 

私が乗ってきたフェリーとは別会社のフェリー。でもどれもだいたいこんな感じでした。

 

到着が近くなると皆出入り口に集まります。

 

いざ出入り口が開く。

 

マルセイユの港を出てすぐの路地にて。マルセイユはやっぱりお気に入りの街。

 
フランスに関しては別カテゴリで!
船から360度の海を見渡した画像もあったはずなのに手持ちのフォルダから見当たりませんでした。
おそらく実家におきっぱなので感動的な海はこんなブログなんかで見ちゃわないで実際にあなたの目で見てください。

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