危険なアルジェリア旅行 その4

お久しぶりです。
一度は2位まで行ったブログランキングもなぜか急落し、モチベーションもだいぶ下がっていました。
もっとガンガン、ランキング応援頼むわ^^

 

ってことで、アルジェリア旅行記の続き。
アニスと別れてから少し散歩していたら街の真っ只中でプールを発見。

 

 

すごいですねー。アルジェリアだからこういうのは厳しいのかと思っていたら案外、緩いですね。
日本だったら盗撮だのわけのわからない問題で実現しなさそうです。

 

さて、散歩したり再びカフェへ行ったあとはホテルにチェックインする為、バスでシェラガ市へ向かいます。

 

 

こないだの記事で申し上げた通り、外付ハードディスクの中身が消えちゃってますのでバスステーションの写真は無し。想像しといてください。

 

バスステーションまでの道はアニスから「この鉄橋を進んだところにあるからね」と聞いていたので言われたとおりに鉄橋を渡り、5分ほど進んでみるとありました。
けっこう広いバスステーションに何台ものバスがひっきりなしに動いています。
しかしこんな大量のバスが入り混じった状態じゃどれがどこ行きかわからない・・・と思ったらバスの前面に行き先がそれぞれ書いてありました。

 

 

バスに近づいて・・・青板を見ます。

 

 

よっしゃ!!!でかでかと الشراڨة (シェラガ)と書いてあるわ!わかりやすいやんけ!
とりあえず、どかどか乗り込んでみるがなかなか出発しない。
どうもここらへんのバスは時刻表はそもそもなく、ある程度お客さんが入ったら出発するシステムのようですね。

20分くらいバスに座って待つこと、ついに動き出しました。

 

 

このようにバスの車窓からいろいろな風景を動画でも撮っていました。
ほぼすべてのデータが消えてしまったことは本当に悔しいです。

言葉でしか説明出来ないのですがアルジェーからシェラガまでの風景は非常に心を不安にさせるようなものでした。
荒れた土地に点々とあるサッカー場。見たことも無いくらいに巨大なマンション(日本以上です)、それでいてアラブ独特の荒廃感溢れるものの賑やかなストリートなどなど・・・。
かろうじてFBのアルバムにあった画像なんてただのオフショットです。

 

 

 

 

時間にして1時間ほどでしょうか。かなり長い間バスに揺られて途中で車掌さんに

「シェラガ行きの料金払ったそこの君!ここで乗り換えだぜ!」

 

 

と、また別のバスステーションですか・・・。

 

ちょうど良い機会だったのでステーションの建物に入ってトイレを利用しました。

 

以後、何度もアルジェー・シェラガ間でバスに乗ることになりますが、乗り換えが必要だったり果ては直通で行けたり、毎回路線は不安定でした。でも料金は50ディナールほどでいつも大体変わりませんでした。
とりあえずアラビア語が読めたりしないときついかも知れません。

 

バスを乗り換えてこりゃこりゃちっさいバス。シェラガ方面はなかなか人がいないようです。
私の後ろの最後列席に黒人が集っていてそのうちひとり電話をしていた男が、
「サラームオライコム」と言っていたのが聞こえました。
アラビア語での ”こんにちは” はアッサラームアライクム(السلام عليكم)なのですが、それはアラビア語正則のフスハーという喋り方におけるもので、日常会話で使われる”こんにちは”は国によってもまた、その国の地方によってもまったく違います。
チュニジアでは「サラムアレイコム」や「サレムアレイコム」が一般的でした。
後ろの黒人はアルジェリア人かそれともニジェールなどのもっと下の国から来た人かは知りませんがこの「サラームオライコム」は衝撃的でした。
オライコム♪オライコム♪っと。

 

ここでまた40分ほどバスに揺られて途中で車掌に「ホテルに泊まる予定なんだけど、このストリート(名前失念)はいつ着きますー?」と訊いたら「着いたら言うから待っててな!」と言われました。
そこでまた数十分ほど揺られて1人降ろされたのがここ。

 

 

たまたま隣にいたあんちゃんにホテルの場所を訊いたら「この道をまっすぐ上ったところにあるよー」と教えてくれたので歩くこと20分。ついに着きました。

ホテルの名前をAとしておきます。かなりゴージャスなホテル。さすが一泊5000円もするだけある。
フロントへ入ってみるとこれまたやばいほどゴージャス。ゴージャスで真っ赤な絨毯にゴージャスでキンキラキンの装飾など。
さっそくゴージャスなカウンターのゴージャスなお兄さんに、ゴージャスなホテルのゴージャスな予約証とゴージャスじゃない私のパスポートを差し出す。

 

Mak「ほい。今日予約してたMakですぅ。」

カウンター「はい、少々お待ちくださいね。」

Mak「はい。ところでwifiありますか?ここ。」

カウンター「ロビーのwifiは有料となっております。個室では自由に使えますよ。」

Mak「はい。疲れてるからはやくしてー。」

カウンター「っと・・・。お客様このホテル、本当に予約されてます?予約が入ってないですね・・・。」

Mak「え?でもこの予約証に書いてあるのは間違いなくこのホテルの名前ですけど。」

カウンター「うーん・・・。このシェラガには二つホテルがございまして、ここともうひとつがホテルBという名前で・・・そちらではありませんか?」

Mak「いやいや、名前全然違うじゃないですかそれ。予約証はばっちりここですよ。」

カウンター「少々、お待ちください。ホテルBへ電話を掛けてみます。」

 

ほーらトラブルの予感\(^o^)/

 

カウンター「お客様。」

Mak「はい。」

カウンター「どうやら予約はあちらのホテルに入っているようですね。あちらへチェックインしていただかないと・・・。」

Mak「本当に本当ですか??予約証の名前はここのになってるのになんで向こうなんですか?」

カウンター「それはこちらでは・・・。とりあえずあちらへの道はここのホテルを右に出ていただいてまっすぐそして・・・」

Mak「うーん、じゃあ行ってみますね。ありがとうございました。」

 

このホテルAは道沿いにあったのでわかりやすかったのですがホテルBがなかなか見つからない。
道端の人に何度聞いても途中で迷いました。
30分歩いてもたどり着けなかったのでまた適当な人にホテルの予約証を見せて再度確認を取る。

 

「これ・・・、ぜったいホテルAでしょ。Bじゃないじゃん。」

 

といわれて、そうですよね!そうだよね!と自分を納得させ、ホテルAへ戻ってみました。

 

Mak「別の人もやっぱりホテルAだと疑わないのですが・・・。」

カウンター「もう一度確認してみます・・・。・・・が、やはりここでの予約は入ってないですね・・・。ホテルBへは行かれました?」

Mak「まだ・・・。とりあえず行ってみます。」

 

この時点で6時。歩き続けて1時間ほどだったのでだいぶ疲れが溜まっていました。
再度トライして、道を訊きまくること40分ほどでついにホテルBへたどり着く事が出来ました。
って、あまりゴージャスに見えなーい。中入ってもあまりキレイじゃない・・・。
ともかくカウンターの人に予約証を見せる・・・。と、見せた瞬間!

 

カウンター「ホテルAだよ。ここじゃないね。」

Mak「ほーらね!僕もそう思ってましたよ!」

カウンター「え?場所はわかる?」

Mak「そこから来たんで。」

カウンター「そうか。気をつけてね。」

 

あーあ!と、でもやっとホテルBにも確認が取れたのでホテルAへ歩いて向かうこと40分。
ホテルAとホテルBの間は道を把握していても徒歩で40分ほどかかります。よく道訊いただけで辿り着いたものです。

 

再び着いたホテルAにて、建物の前に休憩でたむろっていたホテルスタッフさんに「僕疲れてるように見えるでしょ?ここのホテルとホテルBを何度も往復してるんですよ。」と愚痴ってフロントへ入る。

 

カウンター「え・・・?」

Mak「ホテルBに行ったらここだと言われたんで。」

カウンター「ちょっと・・・、もう一度電話してみます。」

Mak「・・・。」

 

もー疲れて歩けないのに・・・。

 

カウンター「あの・・・、ご予約はやはりホテルBだったらしいです。」

Mak「さっき、ホテルBで直接訊いてきたばかりですけど。」

カウンター「いや、今また確認したところ、先ほどのは”忘れてた”と・・・。」

Mak「はーーー???」

 

そこでさすがの小天使、Makも少し腹立って「忘れてたー?もう歩くのやだよー!2時間も歩いてるんだよ!?」とイライラしながら言ったら、

 

カウンター「お詫び申し上げます。」

 

と丁寧に言われて、つい私も「僕もごめんなさい・・・。」と謝ってしまいました。悪いのはホテルBですものね。
最後までゴージャスなお兄さんでした。

ホテルAを出ると、さきほど愚痴った休憩中のスタッフたちにどうした?と呼び止められたので、

 

「やっぱり向こうだったってさ笑」

と言ったら、「ハハハ!アルジェリアへようこそ!」と言われました。くうー!

 

 

外は既に真っ暗。
再度、歩くことまたまた40分。ホテルBのカウンターへ。

 

Mak「これ予約証・・・。」

カウンター「またおまえか!いいか!?これはホテルAの」

Mak「あー!!!あー!!!」

カウンター「ここに!しっかり!ホテルAと!書かれてるじゃないか!!」

Mak「あーーー!!!ああああーー!!!!!」

カウンター「・・・。確認してくるから待ってて。」

 

カウンターのテーブルに突っ伏して待つこと小一時間、カウンターの奥で怒鳴り合いの声が少しして別の人が戻ってきて、


「さっきホテルAからの電話あった人だよね?予約ここに入ってたよ。」

 

それを聞いてついに私は安堵しました。時間は9時ぐらい。5時頃にバスでこのシェラガ市に着いてからこの時間までずっとホテルを求めて歩き回っていたんですね。
ホテルAには3回行ってホテルBには2回行って。非常に疲れました。

 

Wifiの場所を訊いたらWifiはロビーにあるのみで個室には無いとのこと。
まぁ・・・、個室にはシャワーやトイレも付いてるしキレイだし仕方ないか。
個室の場所を確認して、手荷物はそもそも無いのですぐにロビーへ出てWifiでフェイスブックに繋いで生存報告をしたりでだらだらしていました。
気になるアルジェリアのWifiの速度は・・・。うーん、おそらく50kb/sも出てない。おまけに途切れたりするのであまり使い物になりませんでした。
おそらくホテルが悪い。

 

あらかたインターネットの用事も済ませて個室へ戻ってシャワーでも浴びて寝ようと立ち上がったら・・・、
ひとつ斜め前のテーブルの先になんとアジア人の女の子がひとり座ってノートパソコンをいじっていました。
しかもおっぱいの大きさがまぁまぁ!!!

立ち上がっていた私は座りなおしました。

 

っと、時間が来たので今回はここまで。
このおっぱいの女の子の話はまた次回のアルジェリア旅行記にて。

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