シディ・ブ・サイド

チュニジア観光なら是非 シディ・ブ・サイド(Sidi bou saïd – سيدي بو سعيد) へ。

 

 

シディ・ブ・サイドへはチュニス在住時に特にデートの場所としてよく行きました。
首都チュニスと比べ、基本的にお金持ちしか住めないこの村はとても静かで雰囲気がいいのです。
現在ではリビア難民が多く住んでいると当時聞きました。たしかに車のナンバープレートにトリポリ(リビアの首都)だとか書かれたものが所々あったと思います。

 

Wikipediaによると・・・

シディ・ブ・サイド (Sidi Bou Said, アラビア語:سيدي بو سعيد)は、チュニジアの自治体。首都チュニスの北東約20kmにある観光地である。人口は5,409人(2004年)。引用元:シディ・ブ・サイド

 

だそうです。やっと初めて知りました。

 

基本的にですが、チュニジア観光は一般的な旅行にはわりと難易度が高いほうで疲れやすいものです。
民度が低い輩が多く、観光客にちょっかいをかける人が多いのでそれとわかるような格好・荷物を持ち歩くことは避けるべきです。

 

フランス語かアラビア語のいずれかがわからないと困る場面も多いと思います。
しかし、所詮は観光立国としても人気な国なので隣のアルジェリアと比べればまだ楽なほうか・・・。
チュニスやスースのメディナへ行けば外国人を人としてではなくお金としてしか見ていない商人が肩を引っ張って自分の店へ入れようとしてくる、「いらない」と言ってもしつこい。
道を歩けばゴミだらけ。人々の口喧嘩があちらこちらで。歩くだけで通行人はこちらをガン見。

 

そんな喧騒に疲れた時こそシディ・ブ・サイドなのです。
ちなみにガイドブックやテレビでもチュニジアが紹介される時は真っ先にこのシディ・ブ・サイドの真っ白な家に青のドアの風景が紹介されますがそれはここだけでチュニジアの大半はフランス植民地時代のフランス建築です。

田舎とかだとチラホラありますがテレビなどで紹介される情景をイメージしてチュニジアに行くとガッカリするかも。

 

シディ・ブ・サイドへの行き方は簡単な方法ならば2通りあり、

1つ目はタクシーで行ってしまうこと。

 

 

どこからでもタクシーに乗れ、たとえばチュニスのブルギバ通りからなら10ディナール以内で行けます。
それ以上高ければあなたはボラれてます。
フランス語で言ってもボラれますのでアラビア語チュニジア方言で言いましょう。
お金に糸目をつけなければこれが一番簡単な方法です。

 

ちなみにタクシー料金は以下のサイトでも調べられます。便利。
Numero.com

2つ目は電車を使うこと。

 

 

ブルギバ通りでメディナ方面とは反対方向に15分ほどずっとまっすぐ、高速道路の鉄橋をくぐって少しあるけば、
Tunis Marine というTGV列車の駅があります。
窓口に「シディ・ブ・サイド」とだけ言って1ディナールほど渡せば450ミリームほどのお釣りと切符を渡してくれますからあとは駅に入ってホームの電車に乗れば良いだけです。
(運賃はシディ・ブ・サイドまで450ミリームほどか550ミリームほどか忘れてしまいました・・・。)
路線はひとつしかないのでどの電車に乗っても同じです。必ずシディ・ブ・サイドに着きます。

 

尚、駅名を伝えるアナウンスは無いので駅に着く毎に駅名票を確認しましょう。
Tunis Marineからはシディ・ブ・サイドまで40分~50分ほどで着きます。
但し、2012年からCarthage駅から先は線路の工事が続いており、その駅で全員降ろされてバス(臨時無料サービス)へ乗り換えなければいけません。
駅から降りてすぐ近くにバスはあるし、皆もバスに乗っていくので迷うことはないでしょう。
バスは最初にシディ・ブ・サイドに着き、その次に終点のLa Marsaに着きます。
日本に戻った今、その工事が既に終わったのか今も続いてるのかは知りません。

 

Mak「もう2年経ってんのにいつまでこの工事続きやがるの・・・。」

Rafik(チュニジア人)「最初は駅員も半年とかほざいてましたけどMakが10年後、観光で戻ってきても”まだあと半年”とか言ってんじゃないすか?ハッハハハハ!!」

 

ちなみにこの電車で行くルートでは気をつけてください。
平日の朝~昼過ぎ程度までなら比較的平穏でありますが休日なら終日、平日なら夕方から夜は少々危険です。
走行中の電車のドアから飛び出して窓伝いに這って別のドアに行く遊びをしたり、無意味にドアを押さえて開放状態にしてる人なら平日いつでもいますし、まだ可愛いくもあるのですが、
暗くなってくると見るからに突っ張った格好した人たちや他人にイチャモンつける人たちが増えてきます。
デートの帰りに電車の壁を一時間くらいぶったたきまくって合唱してる集団には本気で参りました。(一方私はその女の子が怖がってたので後ろからおっぱいごと抱きしめたり、近くにいた少年の帽子奪ってうちわにして周りの人を扇いでたりしてました。要はこんぐらい図々しい人間でも参るレベルということです。)
休日は特に混雑し、すし詰め状態になるのでスリにも気をつけてください。
リュックサックなどを背中にしょいっぱなしでいたら絶対スラれます。
ただしTGVの窓は全部割られているので満員でも結構涼しい。ありがとう。

 

さて!シディ・ブ・サイド!どこが見所ですか!?と言われると特に見る所なんてありません。
歴史的な人物がいた家を見たいとか、ブルーのドア、白い壁の家を見たいとかほざいて来てもその村の小ささにビビるレベルです。

スムーズに歩行すれば1時間以内で全部回れますからね。それならばなぜ私にとってシディ・ブ・サイドはお気に入りスポットのひとつなのかというとその雰囲気です。
もちろんそれは先述のブルーのドア、白い壁の家々のおかげでもあるのですがそれらを意識して観光するのではなく、何世紀も変わらないこの村で時間を気にせずカフェで時間をつぶすことが大事だと思うのです。

お土産を買うにしても相場の10倍ボラれますし、レストランもわりと高いです。
カフェももちろん私の行きつけだったカフェテリアの7倍はしますがこれはショバ代ということで・・・。
是非、寄っていただきたいカフェテリアは2つ。

 

 

超典型的なカフェテリアです。これについては行きかたも簡単なのであえて説明する必要もないかも・・・。
シディ・ブ・サイド入り口の坂道を上っても海を見ながらずっとまっすぐ行けばこのような崖沿いのカフェテリアがいくつもあります。
観光ルートにあり、観光客が来まくるお店なのでお茶などの設定料金が異様に高いです。5ディナールほど。

そして2つ目。

 

 

東京に帰るまで実家の画像アルバムが見れないのでGoogle検索で適当に出た画像を時々、拝借しているのですがこのカフェはなかなか結果に出なかった。
観光客もここまで来ないからですかねー。
シディ・ブ・サイド入り口の坂道を上り、お土産街をまっすぐ行った後にDar Zarroukというレストランがあるので、
その右横に
進めば長い階段へ通じる入り口があるのでそこから降りることが出来ます。

 

 

階段がかなり悪路な上に穴があったりするので転落しないように気をつけること。
しかし降りたあとのカフェで船を眺め、潮風の匂いをかぎながら飲むお茶はいつも最高でした。3ディナールほどです。

 

 

ちなみにこの階段上のカフェ、イタリアのとあるカフェと並び「世界最古のカフェ」という可能性があるようです。
どちらが最も古いかは明らかになっていませんがそこまで歴史のあるカフェだとは知りませんでした。
その階段前のカフェでいつも飲んでいましたので結局私はその歴史的なカフェのお茶は飲んでません。

そして忘れてはならないのがバンバルゥーニというチュニジアのお菓子を食べることです。

 

 

大きいリング状の揚げパンで砂糖が大量にまぶされたものです。1ディナールもしなかったかな。
シディ・ブ・サイドではバンバルゥーニを販売しているお店は一軒だけだったと思います。
坂道を登り終え、お土産街、世界最古(?)のカフェテリアの右側の道を数m歩いた所にいつも行列が出来ているお店がバンバルゥーニを販売しています。
あつあつの揚げパンでとてもおいしいです。

 

どこでも船着場を眺める事が出来る。

 

お土産街

 

白い建物が立ち並ぶ

 

裏道探検も是非してみてください。

 

船着場にて。海とはこの岩で隔てられています。

 

看板には「岩の上に登る事は禁止」と書かれていますが皆おかまいなしに上って海を眺めていますのであなたも是非上って海を間近で眺めてみてください。
こちらもかなり雰囲気がいいです。(絶対、岩の間に落ちないように)

超極秘スポットですがここは私が特にお気に入りだった場所です。

 

 

あまり教えたくない場所なのでほんの一部だけ・・・。行き方も教えてあげない!
この崖上には観光客などは迷い込んでこない限り来れません。
メインストリートには観光客だらけなのにここへ来れば自分たちのほかには誰もいないのです。
手前は青く、奥は濃い青の大きい海が目の前に広がり1本の木がポツンと立つだけ。
ロマンチックデートの場所としても最高だと思います。
二人分が座れるように木の隣にブロックを2つ置いておきました。是非ご利用ください。
個人的には世界でも数少ない、普段の喧騒を忘れ美しい自然の中で無限の時間を感じることが出来る場所です。
もし貴方がこの記事を読み、現地へ行ってみてここを発見することが出来たら是非教えてくださいね。

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