さて、シンガポールからマレーシア、そしてベトナム・・・とどんどん後進国になっております。
個人的にはそのほうが楽しい。
昨夜はベトナム人であるフクという友だちの家に到着し、そのお母さんや犬に挨拶してすぐ寝たというところです。
翌日、起きてまずはフクのバイクにまた二人乗り、そして家の近くの飯屋に連れて行ってもらいました。
ベトナムに来て初のお食事。
マレーシアの飯が辛かったので超ワクワクです。
フク「何食べる?」
Mak「そりゃもちろん君のおすすめで。ベトナムの人が毎日食べる物を食べたい」
フク「それならもちろん○○ね」
すいません、マジで忘れてます。前回の記事でフォーを食べると書いてましたが今画像を見て思い出しました。
あれはフォーじゃなかった。なんだか細長い丈夫な春雨みたいなものでした。
ベトナム通の方、解説よろしく。
うまい。というか本当においしい。カロリー無さすぎに見えるけどうまい。
春雨ヌードルをマジメに作ったものみたい。
味も自然だけど青臭いダシが効いてて良い。ベトナムの人もお箸を使って食べるんですね。
麦茶(?)は無料で来ました。冷たくておいしかった。
Mak「これおいしいね。いくら?」
フク「だいたい5000ドンよ」
5000ドンはだいたい25円。25円でこれはとてもお得。
食べた後は一回家に戻って休憩。
フクの部屋においてあるフクの作った工芸品を見せてもらっていたら青年が入ってきました。
最初はフクの彼氏かと思ったのですが獣医さんである友だちとのこと。
飼い犬が病気なので診にきてくれたようです。名前をミンとしておきます。
ミン「#=)$K$)#$)$=~`」
Mak「すんません、ベトナム語話せないよ。」
ミン「あぁ、ごめん。どこから来たの?」
Mak「日本だよ。今色んな国を旅行してるんだ。」
ミン「ほぉ・・・仕事は夏休み中?」
Mak「いや、この前まで大学で先生やってたけどやめて旅行してるんだよ。」
ミン「その年で大学の先生?」
Mak「外国の大学だったからね。チュニジアっていう国の大学なんだけど・・・まぁフランス語圏だよ」
ミン「おー、それならフランス語も喋れるの?(フランス語)」
Mak「まさかベトナムでフランス語を喋る人に会うとは思わなかったよ(フランス語)」
もう後は彼とはずっとフランス語でした。
Mak「ねぇフク。君の部屋にギターが置いてあったけど君弾けるの?」
フク「えぇ、今練習中よ。あなたもギター持ってるの?」
Mak「僕は楽器弾けないよ。ねぇ弾いてみせてよ!」
フク「うーんじゃぁ・・・○○って知ってる?アメリカの歌手なんだけど」
Mak「最近の歌手は全然知らないや。とりあえず曲を聴かせてよ」
そういうとフクはおぼつきながらも弾きながら歌を歌ってくれました。
正直に言って、あまり上手ではないけど久しぶりに聴くアコギの音は確実に私の心を殴っています。
フク「~♪ まっ、こんな感じかな!まだまだ練習中だけど!」
Mak「ぶらぼー ぱちぱち!」
ミン「そしたら今度は僕の番かな」
フク「彼はギターがとても上手なのよ」
Mak「マジ!?ほんじゃお願いします!」
ミン「じゃぁ・・・どんな曲を歌おうかな?」
Mak「せっかくだからフランス語の歌!」
ミン「じゃぁ、○○って知ってるかな?」
Mak「うーん・・・わからない。シルヴィ・バルタンは?」
ミン「おー!僕も好きだけど曲はできないなぁ。ほんじゃ適当に僕が出来る曲をやるよ」
そういって彼は曲をフランス語で歌い上げてくれました。しかもマジ熱唱。
フランス語で歌ってくれる人は初めてだったので良い経験でした。
Mak「すごいなー!かっこいいなぁ!僕もギター弾いてみたい!」
ミン「ほい、それならまず超基本のCコードを弾いてみようか。ここをこうしてこう抑えて・・・」
Mak「こんな感じ?指が超痛い・・・」
ミン「最初はそんなもんさ。さぁピックを弾いて音を出してみて」
Mak「てろてろてろ・・・いたいしむずかしいし音でない」
ミン「僕だって最初は全然音でなかったよ。だけど弾き続けると指が固くなって音が出るようになるんだ。何事も練習だよ」
Mak「うん、今ちょっと頑張ってみる」
そして10分後
ギター「でろーん!」
Mak「音がきれいに出たよ!」
ミン「やったじゃない!」
ミン「その調子で練習を続ければきっとうまくなるよ」
Mak「ありがとう、皆が教えてくれたおかげだ。さっそく僕も歌を歌おうかな」
フク「ハハハハ」
Mak「じゃあ・・・ビートルズのPlease Please Meを・・・」
私、ギター暦10年目です。
ミン「やりやがった!」
フク「あんた騙したわね!!!(笑)」
いつかはこういうことをやってみたかったのでついに実現してよかったです。
ヤマハならずヤマキ?
演奏会の後はお母さんが作ってくれたご飯を皆で食べました。
ベトナムの家庭料理です。
名前とか全然わからないけどおいしかったです。
食後はミンのバイクに乗って街中へ出ましたので以後は一人散歩の写真。
日本語で書かれたお店もたくさんありました。
初日の探索はここまで。今度はフクに迎えに来てもらって家に戻りました。
家が遠すぎて、往復でバイク乗り時間が3時間越えてるんですけど・・・。
次回は散策パート2 ドンさん、そして路上フルーツ売りのベトナム美少女との出会いです。
ドンさんは日本人旅行者には有名らしいのでベトナム通なら知ってる人もけっこういるかも。
音楽やっておくとどこに行っても話題に困らないだろうか
音楽の話は世界どこでも出来たね~。やっぱ宗教的、政治的な話は気をつけなきゃいけない国はあっても音楽はわりとどこでも大丈夫だからね