[ベトナム旅行1] 初、ベトナムのホーチミンに到着

さて、強面のおじさんとずっとぺちゃくちゃ話してたらクアラルンプールからホーチミンの空港まであっという間でした。

 

 

さて・・・、ここでひとつ問題点。
ベトナムに入国するには、日本人はビザ不要ですが、飛行機出国用のチケットも必要になった」とどっかのウェブサイトに書かれていました。
ところが、詳しく調べるのもめんどくさかったし着いてから考えたかったので出国用チケットを用意せずにベトナムに来てしまいました。
入国審査についた時のこと。

 

私「はろー」

審査官「パスポート」

私「はい」

審査官「名前?」

私「Makです」

審査官「出国用チケット」

私「ないです」

審査官「じゃあダメだ。(パスポートを閉じる)」

私(あっさりしすぎやんけ!) 「いやいやちょっと待ってください。実はベトナムからカンボジアまで陸路で行こうと思っているのでチケットは買わなかったんです」

審査官「・・・。それなら陸路のチケットか何か証明できるものを」

私「それも無いです。」

審査官「・・・。(首を横に振る)」

私「いや、ちょっと待ってください。カンボジアのビザならあります。本当にカンボジアに行く予定ですよ。それに旅行ですがベトナムには”長くいられない”んです。残念ですがスケジュールの都合で”7日間程度しかいられない”んです」

審査官「・・・。」

 

と、このように説明したらまた首を横にふりながらパスポートにスタンプを押してくれました。
かなりきわどい状況でしたが長くいられないというような話し方が効いたようです。
面倒臭がらずにちゃんと前調べしましょう。(といいつつこないだ要ビザだということを知らずにインドへ行ってしまいました)

 

無事入国審査を突破したあとは飛行機でご一緒した強面のおじさんと連絡先を交換した後はバイバイとお別れ。
私はホーチミン在住の友達と会う為に「Central Street」?なるところまで移動。
空港の人に 「Central streetに行きたいんだけどぉ」と言ったら「それならタクシー!」と紙を書いてくれて空港が白タクシーを手配してくれました。

 

 

 

到着口から出たらなんか出待ちをしていました。有名人が帰ってくるのかな?

 

ともかく何も知識がない状態でベトナム到着だったのでCentral Streetって何それ状態でしたがとりあえずタクシーを見つけて乗る。私より若そうなヘラヘラしたタクシードライバーでした。

ベトナムは英語が通じないとは聞きますがさすがにタクシードライバーなら・・・、かなり丁寧に話せば・・・と思って超キレイに「目的地まではどのぐらいかかるんだい?」と聞いたら「ほにゃぁ・・・」と言われてオウノーのポーズをされました。
この先かなり苦労しそうです。

 

 

タクシーは空港を出て市街地へ。

 

 

ここで初の人生経験として、やっぱりベトナムはバイクがすごい。
何がすごいってマジで4人乗り、5人乗りとかしています。
ほとんど曲芸じゃないか・・・と笑いました。
ともあれ、タクシーの運ちゃんはここがCentral Streetだよと、ホテルの前で降ろしてくれました。
と言っても、Central Streetと言ってもそれは長いものでそんなところで友達とおち会えるわけがありません。
仕方ないのでホテルの前でWIFIを拾えるか悪戦苦闘していたら前からおばちゃんが・・・。

 

おばちゃん「どうよ?女の子欲しくない?」

私「いりません。」

おばちゃん「安いよ?3000円ぽっきり!」

私「いりません。」

おばちゃん「本番ありよ!若い子いるよ!」

私「今いそがしーの。バイバイね」

 

と3回目でやっと離れてくれました。WIFIも見つからないのでぼけーっと色んな人に声を掛けるおばちゃんを眺めてたらどうやら男を捕まえたようでその男は立ち止まって話を聞いています。

聞き耳を立てていると「・・・円」「・・・何時間」とチラホラ聞こえたので暇つぶしがてら私も彼らのそばに行って声を掛けました。


私「女の子買うんすか?」

男「おう!出張最後の日だし、せっかくだからこういう経験もどうかなと思ってね!」

私「すいません、おばちゃん僕も話聞きますぅ」

おばちゃん「待ってな!女の子呼ぶから!」

と言っておばちゃんは電話をして女の子を呼び始めます。

男「君は旅行者?」

私「はい、色んな国を適当に回っています。今着いたばかりなんですよベトナムに。友達を待ってるんですけど携帯持ってないから連絡取れなくて。」

男「そうかー。どこで待ち合わせしてるの?」

私「一応、Central Streetっていうことなんですけど場所のことも全然わからないし・・・。」

男「もうちょっと細かく決めておかないと会えるわけないじゃないか。」

私「そうですよねー。とりあえず今は暇なんで二人で女の子批評会でもして時間をつぶしましょうよ」

男「そうだな。一人より二人のほうが心強いよ」

私「よかった。邪魔にならなくて」

おばちゃん「ほらあんたたち!女の子来たよ!」

 

と、期待しまくって歩み寄ってくる女の子二人組みの顔を見たら・・・
うーん・・・、ブサイクではないしボディも良いけど・・・、なんかケバすぎて無理。
二人で即決で「NO」でした。
するとすぐさまおばちゃんは別のところへ電話を。

 

次はすぐに来てまた3人組。
しかし・・・これもまたケバい・・・。

 

私「・・・。どう思う?」

男「どうって・・・、俺のタイプじゃないな。」

 

すると3人組が「なーんでよ。あたしの何が気に入らないっていうんだい!」と詰め寄ってきました。
それをおばちゃんが制止して女の人をなんとか帰しました。

 

おばちゃん「あんたたち!いったいどんな女の子が良いって言うんだい!あれだって悪くないじゃないのよ!」

男「もうちょっと可愛いのにしてよ。あと若いの。あれはなんか濃すぎるぞ」

私「あの・・・おばちゃん・・・。」

おばちゃん「あぁ!?」

私「例えば・・・14歳の女の子とかいるの?」

おばちゃん「しーっ!しーっ!知れるとパクられちゃうから!いるわよ!でもさすがに路上に呼ぶことはできないわ!そういう子たちはホテルでの面会ね!」

男「マジかよ!」

私「やっぱいるんですねー。でも、男さん、ちょっとお耳を・・・。」

男「ん?」

私「(ホテルにはいかないほうがいいです。そこに行ったら逃げられなくなりますし監禁されたら面倒ですからこういう決め事は路上でやったほうがいい。私は友達との予定もありますしホテルにはいけないですから。)」

男「(おう、そうだな。)」

おばちゃん「あんたたち!何を話してるんだい!」

私「あの、おばちゃん。僕たち若い女の子がいいんです。とりあえず若い子を呼んでください」

するとおばちゃんはまた電話をし始めました。

私「あ、すいませんところでもしよかった電話を貸してくれませんか?とりあえず友達に連絡を取らないと。」

男「ほいよ。」

 

と貸してくれました。やはりどんな状況でもとりあえず解決法は見つかるものです。

 

私「あっ、もしもしー」

友達「もしもしー、あなた今どこにいるのよ!」

私「さっき着いたばかりでねー。○○ホテルっていうところで降ろされたけどどうすればいいかな?」

友達「そこは最初の待ち合わせ場所と違うわよ!?そこで待ってて!今から行くから!」

私「あ、はいわかりました。待ってますー」

私「男さん、ありがとう。すぐ友達が来るそうです。」

男「とりあえず良かったな。」

私「ところでどこから来たんですか?」

男「俺はタイからだよ。」

 

と、ここでやっと自己紹介をして連絡先を交換しました。
後日、フェイスブックで連絡を取り合いタイで会う約束をしていたのですがその後のトラブルにより会えませんでした。それはまた後述。

 

そうこうしてるうちにおばちゃんが別の女の子を連れてきてコソコソと私たちに言いました。

 

おばちゃん「ほら!この子は14歳だよ!」

私&男「んー?」

 

たしかに若く見えるけどベトナム人だから年齢の判断は難しいし、やっぱり化粧しすぎ。

 

私「あの・・・、何歳ですか?」

女の子「14!」

 

その後もその子と雑談を少ししましたがそこで友達が来てしまいました。

 

私「あっ、すいません。友達が来ちゃったよ。男さん、ありがと。また会おうね。」

男「おう、こっちは楽しむわ!」

私「気をつけてください」

おばちゃん「あんた帰るんかい!」

私「友達来ちゃったから行かなきゃ。ありがとうね」

 

皆にお別れを告げて友達のもとへ。

 

私「バイクで来たんだ!」

友達「ねえ、あの人たちは誰?」

私「え?いや、君が来るまで暇つぶしに雑談してただけだよ!」

友達「あっそー。じゃあとりあえず乗って」

私「僕、免許とかそういうの持ってないしバイクの二人乗りも初めてだけど大丈夫?」

友達「ベトナムでは免許なんか問題にならない!さー乗って!」

私「ちょっと待って!手紙書いていい!?」

友達「え?」

私「いや、自信がないから乗る前に両親に最後になるかもしれない手紙を書かないと」

友達「苦笑 はやく乗ってよ」

 

 

初めてのバイク二人乗り・・・。
かなり爽快でした。
落ちそうで怖いのに50キロくらいでドカンと吹っ飛ばす。
原付ならスピード感がかなりあります。
遊園地のアトラクションよりもかなり爽快でした。

 

 

ホーチミン中心地から友達の家まで遠く、原付で1時間。
ともかくやっと友達の家についてお母さんに挨拶して就寝。
相変わらず到着する前からイベント盛りだくさんでした。

 

ちなみにホーチミンとはかつてサイゴーンという名前でしたが改名して現在のホーチミンとなったとのこと。
でも現地民はいまだにサイゴーンのほうが馴染み深いらしく、看板もサイゴンという表記が多く見られました。
次回は初のベトナムフォー+ちょっとつまらない散歩記事。

コメント (6)

  1. 注文する気がないのに品定めして終わりという
    冷やかし客になることもあるのか

  2. <oko
    ぼくは色んな経験がほしいし、知りたいから話だけして帰ることもよくあるよ。

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